「真っ直ぐな道が見たくて、北の大地へ。」
この時期は自分のこれからについて迷っていたことが多く、急に「真っ直ぐな道」が見たくなりました。
それならば北海道ということで天気予報を確認。飛行機を急遽予約し、何となくネットで下調べをして
レンタカーの予約もして、一泊二日車中泊の一人旅に飛び出しました。
今回利用したスカイマーク羽田~旭川の6:55発SKY601便の飛行機です。搭乗客は少なくガラガラです。後で知ったのですが
2010年は10月17日から31日までの2週間、旭山動物園が夏季営業と冬季営業の切換期で閉園となっていたそうで、そのせいで
いつもよりさらに乗客が少なかったのかもしれません。
東京は曇りですが北海道は快晴の予報です。
離陸して数分すると東京上空に低く垂れこめていた雲の上に出て、富士山が見えてきました。
以下、飛行機からの地理ネタが続きます(^^) 北海道の内容から読みたい方はこちらからどうぞ。
さらに高度を上げると富士山の右手に南アルプス赤石山脈の山々が!こんな地味な遠景に興奮していた乗客は私一人でしょう(^^)
左から聖岳、赤石岳、悪沢岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、さらに八ヶ岳も見えていて主なピークは全て確認できます。
さらに上昇を続けて最上層の雲海の上に浮上する瞬間です。
秋田上空に差し掛かると東北の名山、鳥海山の雄姿が。日本海のすぐ傍に聳える巨大な独立峰なので綺麗な写真を撮る天候に巡り会うことが比較的難しく、
あこがれの山です。
この日も雲が中腹に付いていますね。
田沢湖が間近に見えます。この時には絶滅したと思われていたクニマスが山梨で再発見されるとは想像もしていませんでした。良かったですね(^^)
この湖は水面が標高249mなのに最大水深が423mもあり、成因が謎とされています。
山の中腹が赤っぽくなっています。北東北の山々では中腹が褐葉や紅葉を起こしているのが分かります。
山頂が平らに見えるのは森吉山です。
十和田湖もくっきり見えます。
青森上空に入って、岩木山と白神山地が見えてきました。
少し霞がかかっているようですね。
北海道に入って渡島半島上空は雲に覆われていましたが、道央に差し掛かると支笏湖が見えてきました。
手前に樽前山がかぶっているのでひょうたん形に見えますね。
蝦夷富士、羊蹄山も見えました。見る角度によっては富士山より富士山らしい山だと思います。
山肌が黄色っぽくなっています。北海道の山々は黄葉が中心のようですね。
ついに上川地方上空に差し掛かってきました。雪を戴く大雪山と、その広大な裾野に広がる美瑛のパッチワークの丘に感動!
機上から美瑛の丘を眺めながら早速良い写真が撮れそうな場所を頭にインプットします(^^)
こんな美しい場所に降り立てるなんてワクワクです!