旅行記録 2010年10月22日23日 北海道旅行

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北海道旅行 1日目 その1(羽田空港~旭川空港)→

北海道旅行 1日目 その2(旭川空港~美瑛、富良野~阿寒~網走~斜里~知床)

北海道旅行 2日目 (知床~斜里~摩周湖~美幌峠~三国峠~層雲峡~旭川空港)→


北海道旅行 1日目 その2(旭川空港~美瑛、富良野~阿寒~網走~斜里~知床)


観光地巡りなのに総走行距離 527km! 走りっぱなしです(^^)
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旭川空港


 旭川空港に到着です。小規模ながらもスッキリとしたモダンな空港です。
 パンフレットや観光マップを大量に仕入れ、出発します。


 今回借りたレンタカー。水色の綺麗なマーチです。
 早速、美瑛の観光開始!

レンタカー(マーチ)

収穫されたテンサイの山


 収穫されたテンサイの山です。これから白砂糖が作られます。黒砂糖の原料にあまりならないのは、 精製しないと土臭さが残ってしまうためだそうです。
 土臭さの素のゲオスミンって極低濃度でも人間は感知しますからね。


 美しい並木に遭遇。ここがネットでの下調べで見覚えのあった「マイルドセブンの丘」だと思っていたら、 帰って写真を検討すると違うことが判明。ここの見どころは左端の丸い柏の「セブンスターの木」でした(>_<)
 まあタバコの名前が付いてるのも微妙だし、綺麗な写真が撮れたから満足です(^-^)

セブンスターの木と並木

大雪山と美瑛の丘


 遠くには大雪山がたたずみます。めっちゃカッコいい!

                    


 次に「赤い屋根のある丘」にやって来ましたが……電線だらけ!そして小屋が遠い。
 このアングルからの写真が多いようですが、写真家って「プロ」なんだなぁと改めて実感しました。

赤い屋根のある丘と電線……

                    

赤い屋根のある丘


 仕方なく丘に上がって撮ってみました。施肥をした直後なのか、虫の大群に悩まされました(>_<)


 畑の畝の幾何学模様が美しいです。

美瑛 畑の畝

富良野北21号線


 そして、今回の目的地の一つである富良野の「北21号線」に到着です!
 写真は西3線との交差点からです。直線距離は5.5kmと長くはないものの、十勝連峰に向かってまっすぐに伸びる道が 最後まで見渡せることと、富良野の盆地が眼下に広がることで絶景ポイントです。
 ただ、道路脇の並木が伸びすぎかなという印象でした。防風林かもしれませんが、国立公園内ではないので 町も認める観光スポットならばこそ資源を活かすためにもぜひ対策をしてほしいなと思いました。
 この真っ直ぐな道を爽快に走って次の目的地へ移動します(^^)


 「東大演習林」と芦別岳。
 家で下調べをした時に、北海道は東西南北の付く地名が多いので「ひがし・だいえんしゅうりん」と素で読んでしまいましたが、 正しくは「とうだい・えんしゅうりん」でした。こんな所にも東大の施設があるんですね。

東大演習林と芦別岳

かなやま湖畔の紅葉


 かなやま湖畔の紅葉です。冷涼な気候の北海道ではこの時期ほとんどの紅葉が終了していましたが、ここは全盛期でとても美しかったです。


 かなやま湖です。ダムによる人造湖で、湖畔を通る道ではほとんど車とすれ違いませんでした。紅葉をほぼ一人で満喫です。

かなやま湖

ダケカンバの森


 狩勝峠に近付くと、遠目には山頂に雪が積もっているように見えます。
 「北海道だから峠でもこの時期に積雪してるのかな!?」と一瞬焦りましたが、よく見るとダケカンバの森が落葉した後の姿でした。 肉眼では本当に輝くように白く見えました。


 狩勝峠に到着です。ここを越えると広大な十勝平野に突入します。十勝平野はただひたすら高速を東へ走っただけなので写真は割愛します。 ぜひまた訪れたいと思います。

狩勝峠

狩勝峠の様子です。開放感のある明るい雰囲気の峠です。



樹林の合間から覗く雌阿寒岳


 阿寒に到着です。今も盛んに活動を行う雌阿寒岳の山肌が目に飛び込んできます。


 神秘の湖、オンネトーに到着です。火山地帯特有の有色湖で日を浴びると青色に輝くはずなのですが、 まだ15時半にも関わらず斜陽になって陰っています。もう少し早く来れば良かったなぁ(>_<)
 まあそれでも十分綺麗ですが(^^)

オンネトーと雌阿寒岳、阿寒富士

阿寒湖


 阿寒湖畔に到着です。北海道を舞台にした中国映画「非誠勿擾」のヒットもあり、中国人観光客が非常に多くなったそうです。 映画では雨などで今一つ綺麗な風景が撮れていなかったと感じたので、実際に北海道に来られた中国の方はさらに感動することでしょうね(^^)

阿寒湖畔の様子です。16時なのにすっかり夕暮れです。




 双岳台から眺めた雄阿寒岳。左手には小さく雌阿寒岳も見えているのが地名の由来です。 こんなに美しいのに他の車はちょっと立ち寄っただけですぐに移動していきます。しばし見とれて、次の目的地に移動。
 途中で道のかなり先にエゾシカが飛び出して来ましたが、これが今夜の序章になるとは思ってもいませんでした。

雄阿寒岳 夕景

小清水峠の夜


 弟子屈に到着しましたが、あてにしていた道の駅摩周温泉は施設が貧弱で、 デジカメの充電がしたかったことからマックを探すことにします。しかしカーナビの検索結果は網走店。 え!ここから71㎞も離れてるし!考えてみたら今日は一度もマックを目にしていません。 車で1時間以上かけてマックへ行くという貴重な体験をさせていただきました(^^)
 写真は小清水峠の様子で、月明かりに照らされた屈斜路湖の湖面がうっすら見えます。


 結局マック網走店では充電できず。斜里でモール泉の優しい黒湯が気持ちの良い温泉に入り、デジカメも充電させてもらって 「地の先、シリエトク」知床半島を目指して軽快に車を走らせます。
 そして知床横断道路を何気なく飛ばしていると、ヘアピンカーブ途中の対向車線に謎の大きな灰色のシルエットが!オスのエゾシカでした。 それからは出るわ出るわ、道にエゾシカがどんどん飛び出してきて危険です!安全速度に切り替えて慎重に進みます。

飛び出したエゾシカ

キタキツネまで道路に出てきました。完全に動物王国です!



イカ釣り漁船群


 知床峠では羅臼岳の大きなシルエットが見えていて、三脚を立てて写真が撮りたかったのですが、 いたる所から鹿のか細い鳴き声がこだまし、「ここにヒグマが出てきたらどうしよう!」と思ったら 恐怖で外に出られませんでした……(>_<) 私は夜中の墓地でも平気で歩きますが、弱肉強食の世界は別です!
 しかも海上には1隻で街路灯なんと千本分の光を放つイカ釣り漁船の集団が陣取っており、綺麗な星空も眺められず。 麓の駐車場に車を停めて眠りにつきました。


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