2日目の総走行距離 480km。
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知床の朝です。洋上には国後島のシルエットが見えます。
また知床峠に上ってきました。ここは山脈が海に突き出た形になっているため、北風でも南風でも海からの上昇気流で雲が発生しやすくなっています。
やっぱり夜の晴れている内に羅臼岳の写真を撮っておけば良かったなぁと思いつつ、昨夜の恐怖が思い出されます(^^)
ウトロの街とオホーツク海。温泉観光地なので伊豆東海岸などに外見が似ていますね。
オシンコシンの滝。知床半島の海へと落ちる急崖から滑るように流れます。
知床からオホーツク海沿いの道を快走して、今回の旅の目的、「真っ直ぐな道」の場所にまたやって来ました。
斜里の小高い丘の上にあるこの場所からは、まず海の方を見るとこんな景色です。
そして西に目を向けると、霞んで見えなくなるまで真っ直ぐな道路が!真剣に目を凝らしてもやっぱり一番先が見えません(^^)
直線区間の距離は27.5㎞です。もっと長い場所が滝川にありますが、スケール感ではここが国内一番ではないでしょうか。
少し下ったところから。やはり一番先が見えません(^^) この日は知床も曇りで平野にも少し霞が出ていたため、
クリアな天候に恵まれる機会があれば再訪したいと思います。
心に残る景色になりました。
斜里の平野には、南に斜里岳が大きく聳えます。
斜里平野は広大な畑とその間に形成された防風林がずっと続きます。
小清水の街から緩やかな坂を上り、昨日は夜間に訪れた小清水峠に戻ってきました。
クマザサと針葉樹の樹海が広がります。
小清水峠から屈斜路湖を望みます。カバノキの白い木肌が美しいです。
そして摩周湖にやって来ました。まずは第三展望台から湖面を覗き込みます。刻々と位置を変える雲と、降り注ぐ陽光が織りなす陰陽が美しかったです。
摩周湖の迫力ある景色です。
摩周湖の断崖と湖面をアップで撮ってみました。流れ込む河川もなく、人を寄せ付けない地形だからこそ、この清浄さが保たれるのでしょうね。
第一展望台にも移動して写真を撮ります。こちらは迫力に劣りますがスッキリとした景色です。
こちらの駐車場は有料なのですが、係の人の対応にちょっとがっかり。
日本各地の「昭和の観光地」みたいな前時代的な場所は殿様商売が多々見受けられます。ぜひとも改善してほしいです。
摩周湖を見終わり、屈斜路湖を右手に見ながら車を走らせ、本日のハイライト「美幌峠」にやって来ました。
ここは日本一の大きさを誇る屈斜路カルデラの外輪山上に位置します。
緩やかな傾斜が急崖になってカルデラの内側に落ちこんでいる様子がいかにも外輪山っぽいです。
美幌峠から屈斜路湖を望みます。美しい景色に感動です!
ここは気軽に立ち寄れる展望所でレストハウスも併設されており、カップルなど若い観光客も多いです。
一人旅のこちらとしては切なくなりますが(^^)
こんな所で一日中景色を眺めていたいなと思える美しい場所でした。
美幌峠は国内でもトップクラスの美しい景色が望める展望所だと思います。
美幌の街へと続く白樺並木です。かなり長い距離がこの並木道になっています。
途中でバイクが違反で捕まっていました。北海道では飛ばしすぎに注意しましょう(^^)
ここから北見を通り、ひたすら西へと進んでいきます。
2時間半車を走らせ、三国峠へやって来ました。ここは北海道のほぼ中央に位置し、眼下には大樹海が広がります。
こんな「まさに樹海!」といった写真も撮れます(^^)
斜陽に陰る大雪山の東面です。ここは冬季には卓越した季節風の風下となり、巨大な雪の吹き溜まりとなって閉ざされます。
層雲峡にやって来ました。北海道には珍しい、山水画風の奇岩が連なります。
層雲峡、銀河の滝です。すぐ隣に流星の滝があります。
こちらが流星の滝です。「流星・銀河」なんて私好みのネーミングですが、大正時代に名付けられたそうです。
北海道の地名はほとんどがアイヌ語由来なので、このような名前や「北見」「旭川」といった地名は逆に目立ちますね。
夕日を浴びるニセイカウシュッペ山。16時なのに夕暮れになってきました。
最後はレンタカーの返車が旭川空港への送迎に間に合う17時の1分前ギリギリになって
かなり焦りましたが、飛行機にも間に合い無事旅程を終えることが出来ました。
かなりお腹が空いていて、昼食を摂り忘れていたことに今更気づく(^^) 機内で空弁をおいしく頂きました。
素晴らしい思い出をくれた北の大地に感謝!
終わり